スマートプラグMerossレビュー

いままで使っていたSwitchBotのスマートプラグが壊れたので、新しいスマートプラグを購入しました。

今回購入したのは、Merossというメーカーのスマートプラグです。

スマートプラグはスマホを充電するときに非常に便利で、使わないという選択肢はありませんでした。

またSwitchBotの製品を買おうか悩みましたが、一度別のメーカーの製品を使ってみて、そもそもスマートプラグ自体が壊れやすい製品なのかどうかを確認する意味もこめて別メーカーのものを試してみることにしました。

本記事では、まずMerossのスマートプラグの外観を見ていき、続いてAppleのスマートホームであるHomeKitでの設定方法を紹介します。最後に3ヶ月以上使用してみた感想を書いていきます。

目次

開封・外観紹介

Wi-Fiは2.4GHzにのみ対応に注意。

内容物はシンプルで、説明書と本体あとAppleのHomeKitについての説明書。

輸入元がアマゾンになってます。Amazonでの販売元・出荷元はAmazonになるのでそういう意味では安心です。

本体の大きさや外観は、SwitchBotのものとほぼ一緒です。プラグの左右の大きさが違うのも同じ。

プラグの片方が大きいので、電源タップによっては接続できないものがあるので注意が必要です。

若干プラグの部分が汚い気がしましたが、使用上問題はありませんでした。

正直あまりにもSwitchBotと外観が似ているので、同じ製造工場で作られているのかなぁなんて思ったりもしてます。それともスマートプラグは構造上こういう形になってしまうのか?

Apple HomeKitの設定

今回のMerossのスマートプラグは、AppleのHomeKitに対応しているのでアプリを使わなくてもネットワークを介してオンオフができるようです。

アプリをインストールしなくていいのは助かります。

AppleのHomeKitとは、Appleが提供するスマートホーム管理システムで、簡単に言えば家電をスマホで遠隔操作できるってことです。

Amazonのアレクサで照明をつけたり消したり、音楽を流したりする、そのApple版ということです。

HomeKitを登録すること自体は、iPhoneやiPadがあれば可能です。対応製品を登録すればiPhoneから操作が可能になります。

ただし、外出先から操作するにはハブとなるAppleの製品が必要です。そしてこれが高い!
アレクサの製品に比べると圧倒的に高いので、HomeKitの使用率は低いと言われています。

今回は、外出先から使う必要はなく家庭内LANでの使用なので、お高いApple製品は必要ありません。

iPhoneで登録する方法を紹介します。

まずは、右上からコントロール画面を呼び出します。

画面右側にお家のマークみたいなのがあるので、それをタップします。

下の方にある大きなお家マークをタップします。

「アクセサリーを追加」をタップ。

ここでは、「設定コードをスキャン」を選びます。

さきほどのスマートプラグの本体にQRコードが付いているので、それをスキャンします。非常に簡単です。

ホーム画面に表示されるアイコンを選びます。今回はコンセントを選択。「続ける」をタップします。

これで登録は完了です。基本的に表示される指示に従っていくだけです。

登録すると左上にデバイスが表示されました。その登録されたデバイスのアイコンをタップしてみます。

そうすると、こんな感じのシンプルな画面が出ます。右下の歯車マークをタップます。

ちなみに、画面中央のアイコンが表示されている部分をタップすると、プラグをオンにできます。もう一度タップするとオフになります

デバイスの設定を見ることができます。ここから、Merossのアプリのダウンロードへ移動することもできます。

これで、HomeKitへの登録は終了ですが、これだけではスマートプラグとしての機能は発揮できません。

続いて、自動でオンにしたりオフにしたりするオートメーションの設定を行います。正直こちらがメインですね。

ショートカットアプリを使う

iPhoneのオートメーションの設定については、満充電になったらスマートプラグの電源がオフになる方法を紹介します。

オンにする場合は、途中の条件と動作を変えるだけです。

自動でオン・オフさせるには、iPhoneのショートカットアプリを使います。

まず、アプリを起動したら、画面下にある「オートメーション」をタップします。そして、右上の「+」をタップ。

「個人用オートメーション」という画面になるので、下の方にスクロールすると、「バッテリー残量」という項目があるので、そこをタップします。

スマートプラグをオンにしたい場合も、ここで条件を選びます。例えば、午後8時になったらオンにしたい場合は、「時刻」を選びます。

スライドバーを右端動かして、「100%と等しい」という条件します。

もし、100%にするのが嫌ならここを好きな数字に設定すればOK。

下の項目は「直ぐに実行」を選びます。こうすることで、こちらでは何もしなくてもオフになってくれます。

空のオートメーションが作成されるので、ここをタップします。

続いて動かすアプリを選択します。下の方にスクロールすると「ホーム」アプリがあるので、それをタップ。

次に「ホームをコントロール」を選択します。

ここでは、どういうアクションをさせるかを選びます。「シーンとアクセサリ」という部分をタップ。

さきほど登録したスマートプラグを選びます。

「オフ」になる方を選びます。右上の「x」をタップして完了です。

「オン」するオートメーションの場合はここはオンになる設定をします。

最初にも書きましたが、今回は家にいるときのみオートメーションをつかえる設定です。外出先からもスマートプラグを操作したいという場合は、Merossのアプリを入れるか、Appleのホームハブとなる製品を購入しましょう。

3ヶ月以上つかってみて

さて、ここからは3ヶ月以上を使ってみての感想です。

改めて僕がスマートプラグを導入している目的を説明すると、スマートフォンの充電のためです。

僕は夜寝ている間にスマホを充電したいので、22時くらいになったらスマートプラグをオンにして、バッテリーが100%になったらオフにするオートメーションを設定しました。

まず、スマートプラグの製品としては特に問題なく使用できています。

Appleのホームキットで使用できるということで、専用アプリなしでも一応動かすことはできました。

この後書いていく問題に関しては、この製品というよりは、Appleのショートカットアプリかホームキット側の問題の可能性が高いのでスマートプラグの製品としては良いという印象でした。

「電源オン」のオートメーションがエラーになることがある

使い始めて最初の1週間のうちで3日ほど、「電源オン」のオートメーションがエラーでうまく動きませんでした。

一方で、満充電になった時点で「電源オフ」になるオートメーションはうまく機能していました。

なので、スマートプラグ自体の不具合ではなさそう。

さらに、時間がたつにつれて「電源オン」のオートメーションのエラー頻度が高くなって、最近ではほぼ毎日エラーでオートメーションが働くなりました。

エラー原因を探す

その後も「電源オン」のオートメーションは、エラーで起動しない場合が頻発し、時間がたつにつれてエラー頻度も多くなって、1週間のうち起動しない方が多くなってしまいました。

さすがにこれは不便なので、原因を考えることにしました。

1つ目は、ノイズ問題

「電源オン」のオートメーションが働く時間はいつもパソコンを使っているので、そのノイズがスマートフォンの通信に何らかの影響を与えている可能性。

「電源オフ」時は深夜でパソコンは使っていないからオートメーションは動いていると考えました。

次は、IP重複問題

Wi-Fiの接続機器間で個別に割り振られるIPアドレスが重複してうまく接続できていない可能性。

3つ目はWi-Fi機器接続しすぎの可能性

今Wi-Fi機器を常時7台くらい接続しています。ルーターの説明書によると大体3,4台の接続数を想定しているっぽいので、少し超過しています。これによって通信がジャムっているのかもしれない。

結果は変わらず

結論から言うと変化なし。正直結果は予想していました。

そもそもスマートフォンでWi-Fiでのブラウジングは問題ないですからね。

1つ目のノイズに関しては、「電源オン」のオートメーション起動の時間をPCを使ってない時間帯に設定しました。

しかし、効果はなくオートメーションエラーで起動せず。

一応、再起動とかオートメーションを改めて作り直したりもしましたが効果はありませんでした。

2つ目のIP重複に関しては、そもそもIPアドレスの設定は手動で割り振っているので重複しているはずはないんですね。一応ルーターの設定で調べましたが、問題はありませんでした。

ちなみに、スマートプラグのIPアドレスの手動設定はルーターの設定から行っています。たぶん専用アプリでもできないんじゃないかなぁ。

3つ目の機器のつなぎすぎ問題も、接続をへらしたりしてみましたが特に変化はありませんでした。

結局なんで「電源オン」の方だけが、オートメーションエラーが頻発するのかわかりませんでした。

もし解決策を知っている方がいたらコメントで教えて下さい。

やっぱり専用アプリを入れないとだめなのかなぁ・・・

まとめ・感想

形状

製品の大きさや形、見た目はSwitchBotのスマートプラグとほぼ同じで違いはわかりませんでした。

プラグ部分がプラスとマイナスで分かれていて、片方が大きいという点も同じ。

対応した電源タップが必要です。

動作

動作に関しても特に目立った違いはありませんでした。スイッチがオンオフになるときに「カチッ」となる所も同じ。

ボタンの押し心地も違いはわかりませんでした。

iPhoneなら専用アプリなしでも操作可能

MerossのスマートプラグはAppleホームキット対応なので、iPhoneでは専用アプリなしでも操作ができます。

iPhonenに最初からはいっているホームアプリに登録すればOK。

また、環境を整えれば外出先からも操作が可能になります。

ちなみに専用アプリを使えば、ホームハブとなる機器がなくても外からの操作ができるようになります。

感想

結局ホームアプリを使ったオートメーションが機能しない原因はわからないままです。

自動でスマートプラグの電源をオンにできないのは面倒ですが、スマートプラグ導入の目的は、スマートフォンの過充電防止なので、「電源オフ」のオートメーションが動いていれば目的は達成しています。

少し不便ではありますが、このままスマートプラグは使い続けていこうと思います。

スマートプラグ自体の製品には異常はないですから。

スマートプラグは耐久性に難があると言われているので、何かあったらこちらに追記していく予定です。

それでは。

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